猛暑が続く中でも、お稽古は変わらず続いています。
いけばな華贈りの講師は、単発イベントレッスンとは別に、
毎月、毎週、一般のレッスン講師として勤めています。
そして実は、いけばな華贈りの講師は、10年以上の経験がある講師も、
20年以上の経験がある講師も、講師自身がいけばなを学び続けています。
「なぜ、そんなに永く学んでいるのですか???」
よく聞かれることです。
その理由は、
・学び内容がひろく深すぎるから
・生のお花を扱うので、毎年、毎回違うから
など。
先日、生徒さんからこんなお声をいただきました。
「春夏秋冬と一年続けばいいなぁと思っていたら、もう7年。
今では、いけばなのない暮らしは考えられません。」
「地方に転勤となりましたが、ときどき単発レッスンに参加してもいいですか?」
それほど、お花が好きなのでしょう。
それほど、いけばなが好きなのでしょう。
と思われたかもしれません。
が、それだけではありません。
いけばなの魅力を知った方々が、それぞれの価値観で、
その価値に気づいているのだと思います。
それぞれの価値観とは?
そのヒントは、いけばな5Pにあります。
さらに、いけばなレッスンは、華道の技術を知る・学ぶ場ですが、
それのみではなく、おひとりおひとりの価値感をお互いに知るための、
コミュニティ機能もあります。
初めて出会った生徒さんの会話はこうなります。
「どのくらい、いけばなを学んでいるのですか?」
「なぜ、いけばなを学んでいるのですか?」
「へぇ、そうなんですか。普段、何をされているのですか?」
というふうに、普段の暮らしでは出会えない方との出会いの場になることもしばしばです。
"華道いけばな"は、ふところが深いですね。